線香花火

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「 線香花火 」

ちりちり ぱちぱち 

ぱちぱち ぱちぱち じじじじじ

おまえはなんと 見事に咲いて散る事よ ・・・

はじけて散る火の華

たとえようもない程に 愛おしさを感じる



― 飛鳥 ―



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小熊から皆様へ 暑中お見舞いです

アニオタの彼女が最近 銀魂やらぬら孫にハマっている影響か

ちょっと着流し風のスタイルに憧れているようです(=^・^=)


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著作権は放棄しておりません

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線香花火

蒸し暑い夜に路地に出て花火に火をつける

ひゅるひゅると火はのぼり 瞬く間に勢いよく色とりどりの火花を散らす

風向きを気にしながら 軸の端を持ちぐるぐる回してみたり 大きく振ってみる

もう少し色とりどりに散る火花を楽しみたいところだが あっという間に消え失せる

いい大人が次々花火に火をつけ振り回し 何かしら狂喜乱舞するさまは

傍から見たらたいそう「おかしな人」に映るだろう

その「おかしな人」が通りかかったご近所さんに

「一緒にやりませんか?」と声をかけると

「まぁ何年ぶりかしら。子供が大きくなってから全然やったことないわ。いいのかしら?」と

少々遠慮加減ではあるけれど 一~二本火をつけて楽しむ

暗闇に花火の明るさで浮かび上がったその顔には くっきりと皺は刻まれているけれど

とてもかわいらしく若返った笑顔に見える

たった一~二本の花火がまるで魔法の杖のように 持つものに若返りの魔法をかけたようだった

ご近所さんは ひとしきり世間話をすると 薄ぼんやり灯る玄関の明りの方へ向かっていった

残った花火の袋をみると線香花火が二束ほどある

先ほどまでの狂喜乱舞はどこへやら ちょっと息を詰め慎重に火をつける

じじじと丸まって玉が大きくなってゆく

小さくパチパチなりだし漸く ふっと息をつくことができる

油断してちょっと動かした拍子に 火の玉がポトリと落ちてしまわぬよう慎重に持ち続ける

火花は勢いよく四方へときれいに しかし不規則に飛び散る

その不規則に飛び散る火花に見入っていると 

まったく無心になれる自分と

まったくその逆に 

今までの思い出が心の中を走馬灯のように駆け巡り

その時々の喜怒哀楽がよみがえる自分がいる

一口に言えば「感傷的な自分」がそこにいる

線香花火がクライマックスに近づくと 

冷静なのか悲しいのか 

怒りを感じているのか楽しいのか

すべてが入り混じり混沌とした中で摩訶不思議な感覚に囚われ

何となく無口になる

光と闇が織りなす マジックショーに心が踊らされ

すとんと落とされる感じである

そうこうしているうちに ひとしきりはじけ飛んだ線香花火は

燃えつきそうな小さな火の玉となり

けんもほろろにポトリと固いアスファルトに落ちる

目覚めなさい といわんばかりに・・・

ひとしきり楽しみ しゃがみこんで固まった体を起こす

ほんの少しの間しゃがんでいただけなのに そちらこちら関節がきしむ

花火の光の中に見た若かりし頃の自分は もういない ここには・・・

ささ 片付けましょうとパックのゴミやろうそくをまとめる

玄関のドアを開ける前に さっきまでしゃがみ込んで花火を楽しんでいた闇を見る

はじけ飛ぶ 火の花の残像がそこにあった

私は 線香花火が好きだ

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こんにちは 久々の更新です

東日本大震災より 身の回りの何やらざわつき感が日々の穏やかなはずの生活に

大変な変化をもたらしている今日この頃ですが

皆様におかれましては いかがお過ごしでしょうか

我が家は小熊が夏休みへと突入し 塾の夏期講習の送迎やら学校の宿題を早く済ますよう

お尻をはたく毎日です

例年なら 小さな花火パックを買って 家の前の道路で花火をしているのですが

小熊もそろそろ大人になってきたのか

買い物にも付き合うことがないため 主人と二人だけの買い物で店頭の花火パックを見て

立ち止まり手を伸ばしかけながらも そのまま購入せず帰宅してしまいます

こうして少しずつ親と共に過ごす時間が少なくなっていくのですね

ここ数日は毎年恒例の暑中お見舞い作りをしております

小熊の成長を見守ってくださる方々や 学校の先生方へ何を書こうか

面倒くさ~い といいながらも イラストを考えたり

一人一人に文章を考えている様子は 傍で見ていてちょっと面白いです

親戚筋には小熊の浴衣姿を撮ったのですが 本人は最近非常に写真を撮られることを嫌がります

お祭りに行くときにインスタントの浴衣を着せて写真を撮りそのまま加工して

暑中見舞い葉書を作成したところ 顔写りが悪かったためしぶしぶ撮り直しを承諾(=^・^=)

(お顔を出せないのでブログでは後姿ですが。。。)

それでも学校関係者には断じて浴衣姿の葉書を出すことを許してくれず

自分で描いたイラストを出すことにしました

と ここまで書いていると小熊が乱入

花火の話のところを読み

「え~~~~あたし花火したいよ~~~っ!毎日でもしたいよ~~<(`^´)>」

とプリプリw

「え?!あらそうだった???じゃぁ今度買ってくるか。。。(^_^;)」

見てくれは大人へと近づいているようですが どうやら中身はまだまだ子供のようです(=^・^=)

小熊が「花火をしたい」と言い出さないのをいい事に 

ちょっと面倒になりつつある花火行事をカットしてしまおうかと思っていましたが

今年も花火をやりましょ(*^。^*)

夏休みなので なんやかやとばたばたしておりますのでコメントの返信など

カメですがお許しくださいませ

ご訪問ありがとうございます

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